現場日記
Diary

組立式なんです!
October

2026年10月19日

大きい排水路は重たく、大きく、運搬も大変ですよね😑
そこで、組立式水路の「柵渠(さっきょ)」を使用しました✨
組立式なので、それぞれで運搬でき、かつ軟弱地盤でも使用できる強固な構造なんです☝

まずは枠を設置し、板をはめ込んでいきます!
使用する板は「切欠ソケットパネル」といいます。
「切欠」とは、材料の一部を切り取る加工方法のこと。枠にぴったりはまる形に加工されています☝
すっと入り、ぴったり合うので、施工していて気持ちがいいんですよね~😁

そして、土と水路の間には「吸出し防止材」を挟みます。
板と板の間から、土砂が水と一緒に水路へ流れ込むのを防ぐ、大切な材料です☝

板を1段はめ込んだら、埋戻しと転圧を行います。
これを繰り返しながら、1段ずつ確実に施工していきます!


  





キャリブレーション
October

2026年10月13日

ICT建機を使用する前に、必ず行う”キャリブレーション”をご紹介します。

まず正確な座標が分かる点から、排土板がどのくらいの高さにあるかを測定しています。
ICT建機がGNSSを使って取得した、建機の位置(緯度・経度・高さ)を確認します。

実際の位置情報と、取得した位置情報が許容範囲内かを確認するのがキャリブレーションです☝

ICT建機の魅力は、設計データと取得した位置情報を基にオペレーターの操作をアシストできるところですよね😊
事前にしっかり確認することで、精度が確保されます。


  





安全支援アプリ
October

2026年10月5日

皆さんはAIを活用されていますか?
現場では、「安全支援アプリ」を導入しました😊

このアプリは、現場で撮影した写真をポンっとアップすると…
AIが写真から危険箇所を発見してくれ、過去の類似事故からリスクや対策を表示してくれます☝

過去の事例を見るだけではなく、実際の現場の写真をもとに確認できるので、よりリアルに危険を感じることができます。


  





安全パトロール
September

2026年9月28日

安全パトロールでは、現場を歩きながら、危険な箇所や安全設備に問題がないかを確認します。

「ここ、通りにくくない?」
「足元は大丈夫?」 「安全設備はきちんと設置されている?」

現場の中を隅々までチェックします👀

小さな「気になる」を見逃さず、事故につながる前に改善します。


  





雨の日の楽しみ
September

2026年9月24日

雨の日に、側溝の蓋の上を歩いていると、たどり着く四角い場所。
格子状の蓋から覗き込むと、側溝から流れてきた水や、落ち葉などが見えます。

その場所こそ、今回布設している「集水桝」です!

側溝から流れてきた水を一時的にため、泥や落ち葉などを集めます。
集めた水は、排水先へ流す役割もあります☝

次に雨が降ったら、皆さんも覗いてみませんか?
雨の日が、少し楽しみになるかもしれませんね☔


  





恋する相手は??
September

2026年9月14日

前回の記事でお伝えした「LOVE」。
(L型擁壁に「O型」の水抜き孔があり、「V」の筋があることで水の流れができ、「E」……いい感じに水が抜けます!)

いい感じに水が抜けたら、その水を受け止めるものが必要ですよね☝
そこで登場するのが「U」です!

基礎砕石を敷均し、転圧した後、U型側溝を布設します。

これで「LOVE U」の完成です😁


  





L型擁壁のLOVE♡
September

2026年9月7日

L型擁壁を連結金具で固定し、底部の間にコンクリートを打設していきます。
一列に並んだL型擁壁を写真に収めると、どこまでも続いているように見えますね👀
工場で製造されたプレキャスト製品のL型擁壁を据え付けていくことで、長い距離もどんどん施工が進みます✨

据付後は埋戻しを行いますが、ここで注目してほしいポイントが☝
2枚目の写真をよーく見ると👀
L型擁壁に「O型」の水抜き孔があり、「V」の筋があることで水の流れができ、「E」……いい感じに水が抜けます!
背面土に水が溜まると、擁壁に水圧がかかってしまうことも💦
水抜き孔から水を外へ逃がすことで、擁壁にかかる水圧を減らしています😊


  





「私、こういう者です」
August

2026年8月31日

前回お伝えした、基礎コンクリートの上にモルタルを敷き、L型擁壁を据付ていきます。
今回は、モルタルのそばにある「黒い名刺」に注目します👀

黒い名刺の正体は、「ライナースペーサー」です。
彼の肩書は…そう!微調整係長です☝
基礎コンクリートに対して、L型擁壁を垂直に設置できるよう微調整するのが彼の仕事。
厚みの異なるライナースペーサーを組み合わせることで、ミリ単位の調整が可能です。

上からはL型擁壁、下からは基礎コンクリート。
その間に挟まれながら、しっかりと高さを調整する――。

まさに、現場の中間管理職ですね😂


  





化学反応は力強いハグ?!
August

2026年8月24日

L型擁壁を設置するために、基礎砕石を転圧した後、型枠を設置し、コンクリートを打設していきます。
どろ~んと出てきたコンクリートは、見るからに水が含まれていることがわかりますね💧
では、水のほかに何が入っているか、考えたことはありますか?

コンクリートは、主に次の4つの材料を混ぜ合わせてつくられています。
・セメント
・細骨材(砂)
・粗骨材(砂利・砕石)
・水

セメントと水が化学反応を起こして硬化し、砂や砂利・砕石を一緒に固めることで、コンクリートとしての強度が発揮されるんですよ☝
ちなみに、セメント+細骨材(砂)+水の3つを混ぜ合わせたものは「モルタル」といいます。

これを踏まえて2枚目の写真を見ると、グレーのコンクリートの中で、
セメントと水が手を取り合い、砂や砕石をぎゅっと抱きしめている姿が浮かんできませんか?🤝✨


  





砂置換法
August

2026年8月17日

「問題!3枚の写真で違う箇所を答えなさい。」
間違い探しにしては、あまりにも違いの分かりやすい写真でしたね。
今回行っているのは「砂置換法」といって、締固め度を調べる試験です。

1枚目は、締め固めた工事用道路に穴を掘り、掘り出した砕石の重さを測ります。
2枚目は、穴に砂をゆっくり入れています。
3枚目は、穴にきちんと砂が入ったかを確認し、どれだけ砂が入ったのかを確認します。

締固め度を出すには、締め固めた箇所の密度がどれくらいなのかを調べる必要があります。
しかし、直接密度を調べるのは難しいです💦

そこで登場するのが「密度の分かっている標準砂」です。
掘った穴に標準砂を入れ、どれだけの砂が入ったのかを調べることで、掘った穴の大きさ(体積)が分かります。
そして、掘り出した砕石の重さと穴の体積から、密度を求めます。

言葉にすると少し難しく感じますが、写真で工程を見ると、意外とシンプルな作業なんです😊


  





さささっと、お手伝い😊
July

2026年7月13日

以前の現場日記**「竹林から生まれたのは?~地域を守る力~」**でお伝えした、久慈川水防竹林を守る会の皆さんが作業を終え、
片付けをされていたので、微力ながらお手伝いをさせていただきました😊

土木に携わっていると、建設機械が身近にあることが当たり前になっていますが、
一般の方が「ちょっと使いたい」と思っても、資格が必要だったり、機械を手配したりと、気軽に使えるものではありませんよね💦

ショベルカーで、さささっと竹の皮を集めて運んだだけですが、とても喜んでいただけました😊
少しでも地域の皆さんのお役に立てたことを、うれしく思います。


  





「知る」・「再認識」が「防ぐ」につながる
July

2026年7月6日

毎月、月末に開催している災害防止協議会と安全教育訓練の様子をお伝えします😊
7月の計画項目はこちらです☟

【6月からの継続項目】
・新規入場者教育
・出水期施工について

【7月からの追加項目】
・熱中症対策について
・安全活動のビデオなど視覚資料を用いた安全教育

災害防止協議会では、協議会メンバー3名で今月の反省点や改善事項を確認し、来月の工程で特に注意すべき危険箇所や作業上のポイントについて話し合いました。
その後の安全教育訓練では、来月の施工工程や危険箇所に加え、上記の教育項目について全員で情報を共有し、安全意識の向上を図ります。

「知る」・「再認識」を積み重ねることが、危険を未然に防ぐことにつながります。


  





道を開く
June

2026年6月29日

砕石を積み込み、辰ノ口側の交通誘導員さんに見送られながら左折して、辰ノ口橋を渡ります🚚
久慈川を眺めながら進むと、上大賀側で交通誘導員さんが旗を振り、工事用道路への入口を案内してくれます。
堤防を施工する前に、まさしく先に”仮設工事用道路”という道を開いていきます。


そして、仮設工事用道路の施工と並行して進めているのが、こちらです。☟
施工範囲にある道路や構造物を、一つひとつ取り壊して撤去していきます。

コンクリートを切断するんですが、先端の赤鉛筆のような部分は、カッター刃の位置がわかる目印です。
既設舗装版に書いた白いラインの上をなぞるように慎重に…ドキドキ
横方向の切断が終わると、次は縦方向へ。実はここにも、ちょっとしたドキドキポイントがあるんです☝
カッターの後ろをグイッと押し下げて前輪を浮かせ、そのままホースを踏まないようにクイッと方向転換!
この一連の動きが、思わず見入ってしまうほどカッコいいんですよ😊

  





竹林から生まれたのは?
~地域を守る力~
June

2026年6月22日

現場の近くから、わいわいと楽しそうな声が聞こえてきます👂
今回の現場日記は、「久慈川水防竹林を守る会」の皆さんの活動をご紹介します。
皆さん、早い方は朝4時過ぎから作業をされるのだとか!!
現場がある常陸大宮市の特産品「久慈川たけのこメンマ」の原料となる竹を収穫されていました🎋
国産メンマは珍しく、道の駅常陸大宮「かわプラザ」で販売されている人気商品なんですよ😊


王道のラーメンはもちろん、お酒のおつまみや、細かく刻んでチャーハンに混ぜるのも美味しそうだなぁ…なんて話をしながら、思わず舌なめずりです😋
久慈川の竹林が荒廃しないよう維持管理を行うとともに、地域の特産品づくりにもつながる活動。
地域の皆さんの力で、大切な景観や資源が守られているんですね✨

  





着々と進む準備
June

2026年6月15日

幼いころに見たアニメで、高架下を通ろうとしたトラックが高さ制限に引っかかり立ち往生していたシーン📺
そんな時、主人公の少年がひと言。
「タイヤの空気を抜いたら通れるよ」子どもながらに「へぇ~!」と思ったのを覚えています😲

大人になった今、その知識を披露する機会はありません。
なぜなら――
工事では、先に通れるように準備をするからです☝
今回、工事用道路として、桁下の切下げを行いました👷✨
しっかり架空線対策を行い、車両が通れる高さを確保しました。

  





3つの重要点
June

2026年6月1日

最近は現場に響く「ブゥーン」という蜂のような音も聞き慣れてきました👂🐝
今回は、起工測量で活躍するドローンのお話です。

ドローンを使うことで、現場全体を効率よく測量し、3次元データを作成することができます✨
そのために欠かせない重要な”点”を3つご紹介します☝


一つ目は、オレンジ色のこちら。
標定点といい、あらかじめ正確な座標を測定した基準点です。
この位置を基に3次元データを作成するため、必ず写真に写し込む主役です✨

二つ目は、黄色。
検証点といい、標定点を基準に作成した3次元データの座標が正しいかを確認するための点です☝
データの精度を検証する重要な役割を担っています。

最後に三つ目。
標定点、検証点とくれば、次も〇〇点を期待しますが…あえて言うならば「重複点」でしょうか😊
ドローン測量では「オーバーラップ率」といって、撮影した写真同士の重なり具合も重要なんです📷
この重なり(オーバーラップ)が多いほど、地形や構造物の形をより正確に再現することができます✨

  





強靭化始めます💪
May

2026年5月25日

日本で発生している災害を年間単位で見てみると、震度5以上の地震は年間約12回、1時間に50mm以上の雨による水害も年間330回ほど発生しています。
こうした自然災害に備え、国や地方自治体では「国土強靭化」に向けた様々な取組みが進められています。
その一環として、“安全な国土づくり”を目的とした「R7久慈川右岸上大賀地先築堤(その1)工事」が始まりました!

工事期間中は、こちらの日記を通して、「どんな工事をしているの?」「堤防はどうやってつくられていくの?」
といった内容を、分かりやすく発信していきたいと思います✨
工事・現場日記ともに、温かく見守っていただけると幸いです。

それでは、さっそく現在の現場ですが、法線を設置後、施工に向けた様々な準備を進めています。
写真は「ポータブルコーン貫入試験」の様子です!
1秒あたり1cmの速度でコーンを地盤へ貫入させ、地盤の硬さや抵抗力を調べる試験なんですが…
写真だけみると、作業員強靭化トレーニングにも見えますね💪